高齢者の痔について
イボ痔や切れ痔において、若い方と高齢の方で大きな違いというモノはありません。ただ、治るスピードを比べた場合、若い方より高齢の方の多少遅いということはあるかも知れませんが、個人差が大きいため年齢による違いは考慮しなくても良いかと思われます。
いずれにしましても、イボ痔や切れ痔の痛みに悩まされるという点では同じですから、イボ痔や切れ痔の治療をしている最中であっても、完治するまでは痛さ対策をする必要があります。
例えば、座ったときのイボ痔や切れ痔による痛みです。これを解消する方法としては、痔専用のクッション(円座)を使うしかありません。
高齢者の痔の痛み対策
イボ痔や切れ痔が同じ程度であっても、若い方と比べた場合、高齢者の方が治るスピードが遅い傾向にあるとするなら、それだけ普段の生活で痔の痛みに悩まされる期間も長くなるということになります。
いずれにしましても、イボ痔や切れ痔の治療は自己診断せず、必ず医者に診てもらい適切な治療を施して頂きたいのですが、完全にイボ痔や切れ痔が治るまでの日常生活での痛みに関しては、自分で何とかするしかありません。
そこで多くの方が、痔専用のクッション(円座)を利用されています。真ん中に穴が開いているドーナツ型のクッションですが、あまりにも色んな商品が販売されているため、どれを選べば良いのか判断に迷うかと思います。
クッションの真ん中に穴さえ開いていれば、座ったときにイボ痔や切れ痔を圧迫することがないため、どれでも同じように感じるかも知れませんが、実は違います。
座り心地が悪ければ、無意識のうちに変な座り方になり、イボ痔や切れ痔を圧迫するような座り方になりかねませんから、座り心地は非常に需要です。あと、クッションに座ったときの血流まで考慮されていれば問題ないかと思われます。
高齢者だから、いぼ痔やきれ痔の治療等で何か特別にしなければならないというモノは特にはありません。しかし、高齢であればあるほど、いぼ痔やきれ痔の治療に時間が掛かる可能性はあるかと思われます。いぼ痔やきれ痔の可能性があると感じたのであれば、まず病院へ行き専門の医師に診てもらうようにして下さい。そして、いぼ痔又はきれ痔であったなら、適切な治療を行って下さい。完治するまでは、座るときに痛みを感じる場合もあるかと思われます。そのような場合は、痔専用クッション(円座)を使うようにして下さい。座るたびに痛みを感じる状態では、日常生活に支障をきたしますし、精神的にもよくありません。いぼ痔やきれ痔は、生死に関わるような病気ではありませんが、ほとんどの場合、放っておいて自然治癒できる病気ではありません。従いまして、素人判断せず、まず病院に行くことを忘れないで下さい。そして、治療を始めて完治するまで、できるだけ快適に生活できるよう工夫して下さい。